幹事クリタのコーカイ日誌2020

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7月19日 ● 新旧大関たちの奮闘。

 大相撲七月場所が始まりました。本来は名古屋で開催される「名古屋場所」ですが、コロナ対策のために移動を避けて東京で開催されることになってしまいました。それでも無観客ではなく人数を制限して観客を入れていますが、だったら感染が拡大している東京よりもまだ名古屋の方がマシだったのではないかと思わなくもありません。

 今場所の注目は何といっても新大関朝乃山です。五月場所は中止になってしまったので大関デビューが遅れてしまいましたが、その分もしかしたら精神的には落ち着けたかも知れません。初日は素晴らしい相撲で白星を上げました。またカド番の貴景勝も勝って幸先のいいスタートを切りました。30代半ばの両横綱ではなく、26歳の朝乃山と23歳の貴景勝がこれから数年間の大相撲を引っ張っていくわけですから頑張ってほしいです。

 さて平幕下位に目を移すとこちらには元大関たちがひしめています。11枚目に栃ノ心(32歳)、13枚目に高安(30歳)、14枚目に琴奨菊(36歳)、そして幕尻17枚目に照ノ富士(28歳)。これだけ元大関が平幕で「密」になっている番付というのも珍しいでしょう。過去にあったのかどうか。昔は大関在位のまま力が衰えると引退していましたが、最近の元大関は落ちてからも引退せずに粘りますからこういうことも起きるのでしょう。

 ただし30代の3人は落ちてきてこの地位にいますが、照ノ富士だけは這い上がってきての再入幕ですから立場も事情も違います。よくぞ怪我と病気で序二段まで落ちながら戻ってきたと感動すらします。初日も無事に乗り切りました。早く上位と当たるところまで番付を上げてきてもらいたいです。


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