幹事クリタのコーカイ日誌2020

[ 前日翌日最新今月 ]

7月18日 ● 欅坂46の終焉。

 平手友梨奈の脱退以降ほぼ活動が停止している欅坂46が「改名」という名の終焉を迎えることになりました。具体的にどうなるのか全く現時点ではわかっていませんが、「欅坂46」というグループが終わることだけは確かなようです。今日のTBS「音楽の日」で欅坂46として最後の曲である「誰がその鐘を鳴らすのか?」を披露していましたが、平手のいないこのグループは平凡過ぎて最早魅力がないことは誰の目にも明らかでした。終わるという判断は仕方ありません。

 欅坂46は活動5年間で8枚のシングルを発表しましたが、全て平手がセンター。それもAKB48や乃木坂46のセンターとは重さが全く違うセンターで、真ん中に立っているというだけではなく、楽曲の「芯」として唯一無二の替えのきかないセンターでした。もっと言えば「平手友梨奈と愉快な仲間たち」と揶揄されていたくらい、平手以外のメンバーは単なるバックダンサーに過ぎませんでしたし、平手を際立たせるために無個性であることを強いられていました。

 その平手がいないことでこれまでの楽曲は一切成立しなくなったのですから、欅坂46の存在自体が無意味になったわけです。いったん休止して仕切り直すしかありません。ただ無個性が持ち味のメンバーをどう仕切り直せば良いのかと言われると答えに窮することでしょう。普通にビジネスとして考えるならば投資をしても回収できる可能性は低いですから、解散して各自が芸能活動を続けるのか一般人になるのか選択するしかありません。

 他にはない独特の世界観で短い期間だけ強く輝いた女性アイドルグループとしてここで終わっておくのが一番美しいと思います。10年後には伝説として語られることになるかも知れません。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」