幹事クリタのコーカイ日誌2020

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7月1日 ● 2020年も折り返し。

 7月になって今年も折り返しました。あれほどこの数年間、期待をもって語られてきた「2020」がまさかこんな年になろうとは年始には誰も思わなかったことでしょう。昨年末にはすでに中国で新型肺炎が流行しはじめているという話はあったようですが、お正月の日本では誰もが「オリンピックイヤー」で浮かれまくっていた記憶しかありません。

 これほど短い時間で世の中がひっくり返ったのは2011年の東日本震災以来です。ただ震災はもちろん悲惨な体験でしたし、大きな悲しい出来事でしたが、西日本では自分たちの直接的な体験とまでとらえられていなかったし、まして日本以外の国では当然のことながら他人事でした。それに比べたらコロナは世界中が当事者です。その影響の大きさも地球規模にならざるをえません。日本だけコロナ禍が収まったところで「はい終わり」では済まないのです。

 クルーズ船に始まって一斉休校要請や東京五輪延期、緊急事態宣言があり、「3密」「ソーシャルディスタンス」「アベノマスク」「リモート飲み会」「自粛警察」など様々な流行語大賞の候補ワードが飛び交った半年間でしたが、未だに終わりが見えないのが恐ろしいところ。これからの半年間もまだ先が全く見通せません。今現在もじわじわと東京を中心とした首都圏の感染者数が増え続けているのは嫌な予感しかしません。

 年末に2020年を振り返った時に、日常生活が戻り明るい兆しが感じられるようになっていて、延期したオリンピックも来年はできそうだ、なんてことになっていれば良いのですが、コロナの第2波、第3波がやってきて、経済の落ち込みがより一層ひどくなって倒産、自殺が激増している暗黒の半年後もあり得るだけに油断は全くできません。

 個人的には腰痛にはなったけれども今のところ健康も害していないし、在宅勤務のお陰で仕事のストレスはむしろ軽減されているし、音楽のレッスンはしばらく通えなかったけれどもテニスは何とかこれまで同様にできているので、ボーナスが減るくらいはこのご時世に覚悟の上です。まずは定年まで残り8か月を無事に完走することが当面の目標になります。


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