幹事クリタのコーカイ日誌2020

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6月3日 ● 腰痛は勲章。

 土曜日のテニスで頑張り過ぎた挙句の腰痛にずっと悩まされたまま、水曜日夜のテニスを迎えてしまいました。日曜日はほぼ寝たきり、月曜日も極力動かず、火曜日には鍼灸院で施術もしてもらったにも関わらず、水曜日になっても痛みは残っています。辛うじて歩くくらいは問題なくなっただけで、体を曲げたり捻ったりしても痛いのに、走ったり飛んだりなんてとんでもないと思いながらのテニスです。

 なんとかラケットは振れます。ダッシュするのは怖いのでゆるゆると動いて近くのボールは打つ、遠くのボールは諦める、逆を突かれた時が一番危ないのでそのまま見逃す、というプレーを続けていたら全然勝てないしストレスは溜まるしで、最後の方はもういいやと、いつものように走ってしまいました。ただ動いて逆に体がほぐれたのか、意外とやってみたらできたのは収穫でした。

 問題はこれで明日になったらまた痛みがぶり返すかどうかということです。そうしたら元の寝たきり生活に戻らなければなりません。過去にも何度もテニスのやり過ぎで腰痛になっていますが、大抵はしばらくすれば治りました。迎え酒ならぬ迎えテニスで良くなったこともありましたから、今回もそのうち回復するだろうと気楽に考えてはいます。それに今は在宅勤務なので座りっぱなしでなくても良いのも助かっています。

 若い頃は大先輩のオジサンたちが今の僕のように「腰が痛い」「曲げられない」「走れない」などと呻きながらテニスをしているのを見ていて、実に不思議でした。痛いのになんでテニスしているんだろうとか、そもそもテニスしたくらいで腰が痛くなったりしないよな、とか。先達を笑う若者はいつか自分の身に同じことが起きて初めてわかるものです。50代は腰やら膝やら肘やら手首やらアキレス腱やらに痛みを抱えながらみんなテニスをしています。それは長年テニスを愛してきた勲章なんです。


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