幹事クリタのコーカイ日誌2020

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3月18日 ● 東大王の卒業。

 本日の「東大王」をもって水上颯が番組を卒業しました。昨年の伊沢拓司に続く卒業となりますが、卒業してもそのまま番組に出続けている伊沢と違って、水上は医師になって番組自体にも出なくなるということで、番組ではより感動的に水上の卒業を盛り上げていました。

 「東大王」の人気を支えてきたスタープレーヤーである伊沢と水上がこれで揃っていなくなってしまうということで、こういう光景はどこかで見たなと思ったら、AKB48や乃木坂46の「卒業」と同じでした。伊沢と水上は前田敦子と大島優子、もしくは西野七瀬と白石麻衣ということになります。

 当然心配になるのは残されたメンバーです。今後東大王を支えていくのは鶴崎修功、鈴木光のふたりが中心になりますが、渡辺麻友と指原莉乃では前田大島なき後のAKB48を支えるにも限界があったように、東大王もこれからスター不足に悩むことになるのは目に見えています。

 東大王には候補生も含めて次世代メンバーがすでに番組に出ていますが、今のところ実力もキャラも不足しているのは否めません。AKB48にも島崎遥香とか川栄李奈などの新しいキャラクターは出てきましたが、やはりオリジナルメンバーの人気にはかないませんでした。そういう点で東大王とAKB48が完全に被って見えます。

 ただ違いがあるとしたらAKB48は彼女たちにとって仕事であり本職であるのに対して、東大王はあくまでも学生の「趣味」です。もし今後人気が下がって番組が終わることになったらもちろん残念でしょうが、その時はまた学生に戻って本来の目指すべき進路を進むだけのことです。もっとも伊沢はクイズが本業になっているようですから東大王の人気凋落は困りそうですけど。

 半世紀クイズ番組を見続けてきたクイズマニアの僕からしてみたら、クイズ人気は何回もアップダウンを繰り返していますし、クイズ番組の栄枯盛衰も世の習いです。「さよならだけが人生だ」という言葉を噛みしめる季節です。


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