幹事クリタのコーカイ日誌2020

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3月15日 ● クルマの音楽環境。

 クルマの中で好きな音楽を聴くというのは我々の世代あたりからだと思います。それまでのクルマにはそもそもラジオくらいしか装備されていなかったのですから、せいぜいFMラジオが聴ければ御の字でした。僕が大学生の時に最初に買った中古のサニーエクセレント(1976年式)にもラジオしかついてなかったので、カセットデッキを取り付けて乗っていました。

 カセットデッキが標準装備だった時代は長く、ジャガーXタイプ(2001年式)でもまだカセットテープでした。当時はすでにCDが装備されているクルマも多かったのですが、欧州車は日本車に比べてそういう装備は遅れを取っているなぁと感じたものでした。そのジャガーを2008年まで乗っていたのですから、クルマの中でカセットで音楽を聴いていた時代は30年近くに及んだわけです。

 その次のBMW330i(2004年式)からいきなりHDDナビになったので、カセットから一足飛びにCDをHDDに録音をして音楽を聴くようになりました。もういちいちカセットテープを入れ替えなくても済むようになったのです。昭和のクルマ音楽環境からようやく抜け出せました。ベンツCクラス(2009年式)も同じでしたから、BMWに録音していたCDをまた改めてベンツに録音しました。PCのようにバックアップを取って移せればいいのにと思ったものでした。

 そして今回。またBMW320i(2018年式)にCDを録音しています。はっきり言って面倒くさいです。1枚のCDを録音するのに約15分かかります。それを何十枚どころか100枚以上録音するのは大変です。何とかならないかと取扱説明書を読んでみたところ、Wifi対応、USB装備とありました。ミュージックプレーヤーに対応しているのです。当たり前です。今は昭和どころか平成でもなく令和なのですから。

 とは言え、普段からスマホに音楽を入れて聞いたりしていませんし、未だにガラケー使いの妻も乗ることを考えると、やはりクルマのHDDに録音しておく方が使い勝手は良さそうです。USBメモリに音楽データを取り込んでおいて、それをBMWのUSBポートに差せば、いちいちCDを取りかえながら録音しなくても大丈夫のはずですが、ただ楽曲名やアルバム名などはUSBに取り込むときにきちんと認識させておかないとクルマにも引き継がれないので、そのあたりが要注意ということになりそうです。


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