幹事クリタのコーカイ日誌2020

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2月24日 ● 両手バックハンド進化中。

 今日の山本麻友美プロによるレッスン会で、また両手バックハンドをレッスンしてもらいました。昨年夏に肘を痛めたのをきっかけに、40年間片手で打っていたバックハンドを両手で打ってみようと思い立ったのですが、この半年間練習をしていても未だに試合中に使える自信は持てません。野球の投手が新しい変化球にチャレンジしても「まだゲームで使えない」と言うのと同じで、とても自信を持って打つことができないのです。

 今のところショートラリーなら何とか続けることはできますが、ロングラリーとなると精度がかなり落ちます。力が上手く伝えられないのでボールを飛ばそうとすると、どうしても下から上に打ち上げる感じになってしまいます。初心者がよくやる羽根つきのような打ち方ですが、回転がかかっていないので、コントロールが難しく試合では使いものになりません。

 いろいろテニス雑誌などを読んで両手バックハンドの打ち方を研究しているのですが、何がいけないのか、どうすればもっとしっかり打てるようになるのか悩んでいました。そこで山本プロに球出しをしてもらってアドバイスをもらったのが、(1)テイクバックで面を伏せる、(2)左ひじを曲げて脇を開けてテイクバックをする、(3)左手主導で右手は添えるだけ、ということでした。テイクバックで面が開いているので上に打ち上げてしまっている、そして左脇が締まって窮屈になっているからラケットを左手で振ることができていないという指摘でした。

 アドバイス通りに修正して打ってみたところ、これまでとは見違えるような鋭いボールが低い軌道で飛ぶようになりました。もちろん慣れていないのでミスヒットも多いのですが、上手く当たると明らかにボールの威力が違います。これなら試合で使えるボールになりそうです。

 後は上手く当たる確率をどれだけ上げられるか。こればかりは繰り返し練習して数を打つしかありません。40年間繰り返し打ってきた片手バックハンドに比べて80分の1以下しか練習していないのですから、先は長そうです。と言うか、59歳という年齢を考えると死ぬまでにモノになるのかどうか心配です。


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