幹事クリタのコーカイ日誌2020

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1月26日 ● セカンドサービスの大事な呪文。

 以前にも書きましたがセカンドサービスが上手くなりたいと考えています。セカンドサービスの上手な人はテニスが上手な人、というイメージがあるからです。この2年間以上、サービス改造計画を進めてきていて、かなり以前よりはマシになってきていますが、未だにセカンドサービスでは入れにいってしまいます。ちゃんとラケットを振ってセカンドサービスを打ちたいのに、練習ではできてもいざ試合になるとチキンになってしまうのが難点でした。

 今日の山本麻友美プロのレッスン会で、改めてセカンドサービスをテーマにレッスンしてもらいました。山本プロからのアドバイスは「スライスサーブを打ちましょう」ということでした。僕はもとよりスライスサーブを打っているつもりでしたが、プロに言わせれば軌道が高すぎる上に、当たりが厚すぎるようです。ネットのフォルトをしたくないので、そうしていたのですが、やはりそれだと飛び過ぎてアウトのフォルトの心配があるので、つい手加減をしてしまいます。

 山本プロはもっと掠れた薄い当たりにして、スピードよりも回転量を重視したスライスサーブを打つ方が良いということでした。セカンドでもきちんとコースを狙って、サイドに打つかセンターに打つかを意識して打つ方が確率が良くなるみたいです。確かに漠然と狙うよりも、目標をきちんと定めて打った方が、どういうサービスを打つのか、頭の中がクリアになるからイメージしやすいのかなと思います。

 やってみたところ、薄く当てて回転量をかけるのが飛ばないから怖いというか、どうしてもこれまでの癖で厚く当てたくなるのですが、「もっと薄く」「もっとスピードを落として」とプロに言われて、なんとなく感覚はわかってきました。自分が思っている以上にスピードを殺してその分回転をかけるのが良いみたいです。

 さらにもうひとつプロからもらったアドバイスが「へそを上に高く持ち上げる」イメージで打つ、ということです。これは以前にも聞いた言葉だったのですが、フォームを正しくしないとイメージが掴みにくかったので、うまくできませんでした。今はフォームの修正も進んでいるので、へそを持ち上げるイメージも少しわかるようになりました。

 このイメージで打つと、まず体全体が上に向かうので、下から上への力が伝わります。手打ちにならないし、自然とジャンプをする感じになるので打点も高くできます。結果として大きなフォームで打ちますからしっかりラケットを振って回転をかけられるようにもなりました。良いことだらけです。

 後はいかにこのイメージを忘れずに保てるかだけです。なにせ40年間もテニスをしてきたので癖だらけです。油断するとすぐに元に戻ってしまいます。形状記憶合金かと突っ込みたくなるくらい、悪癖ほど復元力が強いのです。だからサービスを打つ時は常に「へそを高く」と呪文を唱えながら打つようにしようと今日決めました。


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