ついに今年出席する予定の忘年会はひとつだけになりました。20代の後半はバブル期ということもあって、12月はずっと忘年会をやっていたような記憶があるのですが、そもそも義理で忘年会に出るのは大変だし、よく知らない人がたくさんいる会も疲れるので、少しずつ「忘年会離れ」をしていったら、とうとう今年はひとつだけになりました。

　たったひとつ残った忘年会はテニスサークルの恒例の忘年会です。自ら主催している忘年会ですから参加するのも当たり前なのですが、幹事である以上、どれだけの人数が集まってくれるかも大事です。年によって多い少ないはいろいろあって、30人近い大盛況の年もあれば10人を切ったこじんまりの年もありました。平均すれば15〜20人の間くらいでしょうか。今年も15人が参加してくれました。

　サークルの忘年会での恒例行事は参加者全員に来年の抱負を短く話してもらうことです。テニスサークルですから基本的にはテニスの話をすることが多いですが、もちろんそれ以外のプライベートな話もあります。ただ年々高齢化が進んでいることもあって、昔は恋愛結婚の話題が多かったのに、今では健康の話もちょくちょく出てきます。独身者の割合も下がってきていて、今年は15人のうちついに独身は3人だけでした。20年以上前はほとんどのメンバーが独身だったことを思うと隔世の感があります。

　サークルのスタートは1986年1月、来年はとうとう35年目に突入します。いつまでサークルを維持できることやら、来年も忘年会は無事に開催できるのか、いよいよ残り時間との競争に入ってきました。