意外や峯岸みなみの卒業発表がネットニュースになっていて驚きました。AKB48が「オワコン」と呼ばれ、峯岸は最近ずっと選抜メンバーにも入れず干されていたにも関わらず、まだニュースになるだけのバリューがあるということは、やはり腐っても1期生というところです。

　12月8日で14周年を迎えたAKB48ですから、1期生の峯岸も14年間在籍したということになります。いま27歳ですから人生の半分以上をAKB48として過ごしてきたわけで、それはそれですごいことだと思います。前田敦子や高橋みなみのように最初から中心メンバーとして扱われていたわけでもないのに、機転のきいたトークと何でもこなせる器用さを武器に長年戦ってきました。

　途中では坊主になったり研究生に降格されたりと紆余曲折ありながらも、傷だらけで走りぬいた14年間。常人では経験できないことをしてきた積み重ねが、今後の芸能活動にどこまで活かされるのかは彼女次第でしょうが、本当によく頑張ってきたと思います。

　最後の1期生だった峯岸が卒業発表したことで、ついにAKB48からオリメン（オリジナルメンバー）がいなくなることになりました。世代交代に完全に失敗しているだけに、グループはもう今後浮かび上がる可能性もほとんどないことでしょう。以前にも書いたように、むしろ卒業したオリメンで公演をした方が人気が出るのではないかと思いますし、いつかは「復活！AKB48」という話になるのは間違いありません。ただ早すぎても有難みがないし、遅すぎると痛々しいので、タイミングが難しいところです。