幹事クリタのコーカイ日誌2019

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11月10日 ● フェデラーのドヤ顔。

 今日の「サンデースポーツ」でロジャー・フェデラーのNHK独占インタビューを放送するというので期待して見たのですが、時間も短く思ったほど突っ込んだ内容ではなかったのは残念でした。だいたいテニス雑誌やネットを読んでいれば知っていることでした。

 もっとも、これはあくまでもサマリーであって、改めて詳細をきちんと放送するというのなら話は別ですが、それならインタビューアーも松岡修造とかテニス系のスポーツジャーナリストとかちゃんとしたテニス関係者を用意すべきでしょうし、そうじゃないならせっかくフェデラーに独占インタビューをしたのにもったいないなぁと感じました。僕ならもっと聞きたいことがあるのに、代わりにインタビューをさせてほしいくらいです。

 そのフェデラーのインタビューの中で、やはり年齢を重ねてきて体のケアや準備が大事になってきたという話がありました。若い頃ならコートの隅で1分間くらい飛び跳ねていれば決勝戦でも戦えたのに、ということを言っていて笑ってしまいました。きっと20代前半なら本当にそれで十分体が温まったのでしょう。今はストレッチもウォームアップを時間をかけてやっているよ、とドヤ顔でフェデラーが言うものですから「そりゃ当然でしょ」とテレビに向かって突っ込みたくなりました。

 38歳のフェデラーと58歳の自分を重ね合わせるのもおこがましい話なのですが、僕も若い頃からウォームアップもストレッチも必要がありませんでした。若い頃どころか、50歳前後まであまりやっていなかったのですが、それは恐らく運動の強度が低かったせいもあると思います。本当のアスリートのような体の使い方をするのならばともかく、所詮は趣味のテニスです。適当に体に無理のない範囲でやってしまいます。

 ところが50歳を過ぎてからは、そんな適度な運動ですらも、ストレッチやウォームアップ、さらにクールダウンや時にはアイシングまで必要になってきました。今でもついサボってしまう時がありますが、そういう時にはてきめんに後で体に変調が生じます。ましてこれからの寒い季節は一発で怪我につながりますから、きちんとした準備とケアが大事になります。

 フェデラーのドヤ顔を見ながら、改めて自分も気をつけようと思いました。なにせここ数年、毎冬ふくらはぎの肉離れをしています。アラカンに真冬のテニスは危険がいっぱいです。


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