幹事クリタのコーカイ日誌2019

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11月11日 ● ジャズのお作法。

 先月で10年以上続けていたサックスの教室を退会しましたが、今月から新しいサックスの先生に教わることになりました。と言っても、これまでのように定期的に教室に通うのは厳しいので、決まった曜日とか時間とかではなく、毎回先生と相談してお互いの都合のつく時に教えてもらうという不定期レッスンの形です。これならいろいろと忙しくても続けることができます。

 どうせ新しい先生に習うなら新しいことを学びたいと考えて、今回の先生はジャズの先生にしました。ジャズサックスはこれまで僕がやってきたポップスとはかなり違うことが多くて、未知の世界。それだけに刺激的です。先生にお願いしたのはアドリブができるようになりたいということ。アドリブがプレイできたらいよいよ本格的なサックスプレーヤーというのが僕の印象なので、何年かかるかわかりませんが、チャレンジをしたいと考えています。

 とは言え、千里の道も一歩から。まあ10年サックスを習っていますから千里のうち十里か百里くらいまでは来ているのかも知れませんが、それにしてもアドリブまでの先は長いだろうと覚悟しています。まずは先生にジャズの基本の「き」から教わっています。最初はジャズなのでスイングから。盆踊りとジャズの違いを教わります。さらにジャズとクラシックの音の出し方の違い、スケールをおさらいして、そしてペンタニックコードでアドリブの初歩まで。最初に習うにしては飛ばし過ぎではないかと思うほどたっぷりな内容でした。

 まあ一度教わったからと言ってすぐにできることではないので、これから繰り返し練習をしていくことになります。今回聞いたジャズの話で一番面白かったのは、ジャズは頑張って頑張っていないように吹く、ということでした。肩の力を抜いて適当に吹いているように見せるために、すごく細かく気を遣って高度な技術を駆使しているそうです。それがジャズのお作法なんだとしたら、なかなか捻くれた音楽です。


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