幹事クリタのコーカイ日誌2019

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10月21日 ● 2023年フランス大会を目指して。

 昨日書いたように、日本ラグビーの明日を考えた時に、このブームが来ているうちに、うまく波に乗ってどういう強化策を図っていくかが大事なわけですが、思わぬ朗報が飛び込んできました。「日本代表、南半球最強リーグ参戦が急浮上」。まさにベスト8まで進んだ効用がすぐに表れた形です。

 2020年シーズン限りでスーパーラグビーから除外されるサンウルブズが復活できるというニュース。もともと日本ラグビー強化のためにサンウルブズは結成され、2016年からスーパーラグビーに加入しましたが、思うような成績を残せずに当初の5年契約満了に伴い除外されることに決まったのですが、今回の活躍で再び参加できるようです。相手は南半球のプロチームですから、2023年大会に向けて再び強化が図れます。

 さらに南半球の強豪国4か国で争うリーグ戦「ラグビー・チャンピオンシップ」にも参加できるかもというのです。これは記事にあるように欧州の「6か国対抗戦」にも日本が誘われる可能性があり、その綱引きになりそうということですが、まさに今回の活躍が日本ブランドを大いに高めた結果です。

 南半球と欧州、どちらも遠くて日本代表が出かけていくのは大変ですが、強化を考えたら、ティア1の各国と定期的に試合ができるなんて、これ以上ないチャンス。魅力的な話であることは間違いありません。できたら両方に交互に参戦したいくらいです。ベスト8の「その先」が少し見えてきました。


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