いま台風19号が着々と日本列島に近づいてきています。現時点での予報によると12日土曜日午前中から13日日曜日午前中にかけて近畿〜関東地方に近づき横断していく可能性が大ということです。3連休で行楽やら運動会やら結婚式やらとイベントが多い日本に与える影響は計り知れません。

　まずもって当然のことながら災害の危険性が懸念されます。特に千葉の被災している地域の人たちのことが心配です。台風15号の被災は政府の対応の遅れが目立つ「人災」だったと思いますが、さらにそれに追い打ちをかけるようなことがないことを願うばかりです。官邸はラグビーにうつつを抜かしている場合ではないはずです。今回こそきっちりと対策本部を設置してぬかりがないようにしてもらいたいものです。

　そのラグビーＷ杯にも影響が出るかも知れません。プールAの日本、アイルランド、スコットランドの三つ巴の戦いに文字通り水を差す可能性が出てきました。もし台風で試合が中止になった場合、延期ではなくそのまま中止で引き分けの扱いになります。12日のアイルランドvsサモア戦が中止になれば、アイルランドの勝点は13でとどまり日本を抜けないので、自動的に日本の決勝トーナメント進出が決定します。また13日の日本vsスコットランド戦が中止になっても日本の決勝トーナメント進出が決まります。

　それはそれで嬉しくないわけではないですが、やはりきちんと試合をやって勝って決めてほしいところです。大方のファンもそう思っているでしょうし、ましてや主催者やテレビ局にとってはドル箱の試合が中止というのは何としても避けたいところでしょう。スコットランド戦の視聴率なんて50％も狙えるはずですから。

　そして僕個人としても台風で影響が出そうなのが、何より12日の音楽教室の発表会です。良識的な判断としては警報が発令されたら中止でしょうが、中止したら大赤字ですから強行する可能性もあります。ただその場合も、参加者や講師陣、サポートメンバー、スタッフが集まれるのか、交通機関は大丈夫なのか、事故が起きたらどう責任を取るのかという問題も生じます。個人的にはこれを「ラストライブ」とするつもりなのに、中止となるとまるで気分は大島優子です。AKB48ファンにしかわからない喩えですいません。