幹事クリタのコーカイ日誌2019

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9月30日 ● 阪神を助け広島を挫いた中日。

 今季の中日は5位で終わりましたが、終盤まで3位になってCS進出の可能性がありました。球団史上最長のBクラス期間を過ごしているだけに、何としても奇跡のCS進出を果たしてほしかったのですが本当に残念でした。

 そしてBクラス確定してからの中日の戦い方は同じくCS進出を争っていた阪神を助けて広島を挫く戦い方でした。なにせ中日の最後の3試合は、広島、阪神、阪神と全て直接対決。全部勝てば4位の可能性はありました。しかし広島には勝って、広島の自力でのCS進出を阻止しましたが、最後の阪神2連戦の初戦を落として5位確定、そして最終戦も連敗して阪神のCS進出をアシストしました。

 特に最終戦では大野を先発させて3回1死まで大野がパーフェクトピッチングをしていたのにそこで交代。阪神ファンからも大きな拍手を受けて降板した直後に、後を受けた投手が打たれて3点を献上してしまいました。大野があのまま投げていればどうなっていたかわからない試合でした。

 大野が3回1死で降りたのは、その時点で広島のジョンソンを抜いて防御率1位のタイトルを確定したからです。もちろんあと2回投げれば勝利投手の権利を得て2桁勝利の可能性もあったのですが、打たれて失点したらタイトルは失います。この判断は中日ベンチとしては当然かも知れませんが、広島ファンからしたら「ふざけるな」と言いたいところでしょう。僕も逆の立場なら怒ります。

 ただ今年の中日は阪神には4つの勝ち越し、広島には5つ負け越しています。最後の最後で少し借金を返した形ですから、まあ勘弁してもらえればと思います。広島は昨年まで3連覇もしたんだからいいじゃないですか、中日は7年連続Bクラスです。落合監督時代の栄光を思うと、情けなくて涙が出ます。


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