幹事クリタのコーカイ日誌2019

[ 前日翌日最新今月 ]

9月11日 ● 小切手の換金停止問題。

 先月、僕のところにアメリカのシティバンクから小切手が送られてきました。随分前に某証券会社の投資信託で預けていたお金が投資先が破綻してその一部が償還されてきたのです。細かい経緯は省きますが、なにせ毎回全て英語で手紙が来るので面倒でいつも読み飛ばして放置していたのですが、今回は円建てで4万円余りの小切手が同封されていたので、それなら換金しないと損だなと思い銀行に行きました。

 と言っても、シティバンクは日本に支店はもうありません。なのでその後継たるSMBC信託銀行に行ったのですが、行員の人に話を聞いたら、小切手を換金するには口座開設が必要で、しかも信託銀行ですから口座は毎月2100円の維持管理料がかかると言うのです。たかだか4万円のためにそんなべらぼうな話はありませんし、銀行もそれだけのために口座を開くのは困るということだったので、諦めて口座のあるみずほ銀行に行きました。

 みずほ銀行では丁寧に対応してくれたのですが、やはり換金手続きにはそれなりに時間とお金がかかりました。口座の確認と本人確認をして手続きをするのに1時間近く。しかも手数料は3300円余り必要です。それでようやく数日後に口座に振り込まれるということで、小切手を換金するのは本当に面倒くさいことがよくわかりました。

 しかも、小切手の期限は180日間と来年2月まで猶予があったのですが、なんとみずほ銀行が自行以外が発行した送金小切手を換金するのは今月いっぱいで10月からはサービスを停止するというのです(正確には「円貨建て在日他行払送金小切手等および仕向送金小切手の店舗受付停止」)。なんでもマネーロンダリング対策らしく、すでに三井住友銀行は停止しているようで、三菱UFJ銀行も同様だとか。僕が2月までに換金すればいいやとのんびりしていたらアウトになるところでした。

 もし今後も償還金があるようなら振込で、と言われたのですが、なにせ勝手に向こうが送ってくるのでそんな連絡もできません。と言うか、少額のために英語でそんなやり取りをするのは大変だからやる気もないです。ネットの時代に小切手って過去の遺物になってきているようです。昔のアメリカ映画とかではよく見たけどねぇ。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」