全米オープン４回戦で途中棄権したジョコビッチ。故障した左肩を手術するかも知れないというニュースが流れています。まだ確定ではないですが、怪我がかなり重症で長引くということは確かなのでしょう。今月末から開幕する「楽天ジャパンオープン」から復帰という話でしたが、雲行きが怪しくなってきました。

　もし手術ということになれば今シーズンはもう出場は不可能だろうと思います。全豪での復帰も怪しく、３月の北米シーズンあたりからになるかも知れません。ジョコビッチは2017年夏から長期休養し、昨年2月に肘の手術をしたところです。その後、驚異的な復活を遂げましたが、やはり33歳という年齢はあちらこちらにガタがきていても不思議はありません。

　フェデラーもナダルも長期の休養のあとに驚くべき復活を遂げていますが、マレーはなかなか時間がかかっています。ジョコビッチもさすがに２度目となると復活もより困難になる可能性が高いです。加齢というのは瞬発力やスタミナの衰えもありますが、故障しやすいことと、そこからの回復力が落ちてくるということも大きな問題です。僕自身も年齢を重ねるごとに痛切にそれは感じています。

　と言うことで、還暦近い僕は肘の痛みがなかなか治らないわけですが、それでもテニスは無理しないように気をつけながらも週２回ペースでやっています。ジョコビッチの苦悩も自分事として感じているのは他人から見ればちゃんちゃらおかしいでしょうが、他人事ではありません。