幹事クリタのコーカイ日誌2019

[ 前日翌日最新今月 ]

8月11日 ● サービスの組み立て。

 すでに2年近くも続けているサービスの改造計画もかなり進捗してきました。と言っても、アラカンだけに劇的にスピードがアップして大学生のようなパワフルなサービスが打てるようになったわけではありません。もちろんエース連発にもなりません。ただ以前よりはサービスポイントが増えたことは間違いないですし、ファーストサービスが入れば主導権を握れる展開にもなることも多くなりました。

 これまで山本麻友美プロに何回も指導してもらって、教わったことをコツコツと身につけるように繰り返し練習してきたので、安定して狙ったように打てる確率も上がりました。そこで今日は新たに「サービスの組み立て」を教わることにしました。僕のように遅いサービスしか打てない人間は、いかに相手の狙いを外してサービスを組み立てていくかが大事になります。野球のピッチャーの投球術と同じです。

 野球のピッチャーは160kmのストレートがあれば何にも考えずにどんどん投げ込んでいけば済みますし、それに変化球をひとつ混ぜれば滅多なことでは打たれません。しかし直球が130km台だったら、変化球を巧みに混ぜて打者の狙いを外すことが必要になります。テニスのサービスも同じで200kmのサービスを延々と打ち続けられるなら問題ありませんが、スピードは出ても130km、大きく跳ねるキックサービスも鋭く滑るスライスサーブも打てないのですから、コースをいかに丁寧に打ち分けていくかが鍵を握ります。

 今日はサービスを実際に打つこともしましたが、それよりもほとんどは組み立ての考え方を話す時間になりました。古田が野村監督とずっとベンチでリード談義をしているのと同じようなものです。今日山本プロから教わった内容は、基本的なサービスの組み立て方ではありますが、なるほどそういう風に考えてプロもサービスを打っているのかという貴重な話が聞けました。ここで手の内をバラすようなことは書きませんが、もう少しサービス後の駆け引きも含めて、コースと球種の組み立て方を考えていこうと思います。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」