幹事クリタのコーカイ日誌2019

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8月8日 ● 幹事を長く続けるコツ。

 世の中には幹事役を嫌がる人が多いです。理由は「面倒くさい」「世話をするのが大変」「楽しめない」「人前でしゃべるのが苦手」といったあたりでしょうか。幹事ばかりやっている僕からしたら、その程度の理由は嫌がるほど大したことではありません。幹事の特権である「自分の好きな場所・日時を選べる」「イヤな奴は呼ばない」(これは会社とかだと難しいですが、できなくはありません)ということとトレードオフだと思っています。

 それよりなにより幹事が大変なのは「休めない」に尽きます。もっと言えば「遅刻もできない」です。幹事が休んだら大顰蹙です。遅刻しても同様。だから幹事になったら何がなんでも間に合うように行かなければなりません。これが本当に辛い時があります。先日の高校の同窓会の時も僕は夏バテしていて体は辛かったですし、5年前の同窓会の時は尿路結石で救急車で運ばれて尿道カテーテルを入れられた直後でした。できたらどちらも休みたかったし、休めなくてもせめてゆっくりと参加だけだったら良かったのですが、幹事としてずっと会場内を駆け回る羽目になりました。

 週末のテニスサークルは34年間幹事を続けていて約1300回開催しましたが、休んだのは20回くらいです。それもほとんどは実際には休んだわけではなく、運営だけしてテニスをしなかっただけで、本当に行けなかったのは39℃の高熱を出したか、親が死んだときくらいです。仕事でプレゼンがあったときも、いったんテニスコートに行き、途中で抜け出してスーツに着替えてプレゼンをして、終わったらまた一目散にコートに戻りました。肉離れで歩くのも大変だったり、37℃台の熱があるときは、コートに行くだけいって見学です。

 そんな大変な幹事を長く続けるコツは「ルーティン」化することです。同じことの繰り返しが一番効率的で省エネで、だからこそ長く続けられるのです。新しいこと、面白いことが好きで、飽きっぽい人は向いていません。そういう人は瞬間的には相当なパワーを出しますが、同じことを繰り返すのが嫌いですし苦手ですから、すぐに放り出してしまいます。コツコツと長く続けられる人は、ルーティン化を上手にしながら、少しずつ飽きないように変化をできる人です。うん、幹事に限った話ではないですね。


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