銀行に定期預金で預けておいてもほとんど利息がつかなくなって久しいです。僕が20代の頃は定期預金の金利が5％、普通預金でも2％とか、今となっては信じられないくらい高金利だったのですが、低金利時代になってからは定期預金に預けるよりも10万円、20万円単位で株を購入することにしています。

　もちろんその株が上がれば利益確定するために売ったりもしますが、基本的には配当金と株主優待が目当てです。20万円くらいの株を買って配当が5000円と株主優待が年間3000円分とかあれば、定期預金なんか目じゃないほどの高金利ということになります。上がっても下がっても基本的に保有し続けることにしているので、毎年少しずつお小遣いがもらえるような感覚です。

　今月はブックオフの株主優待券の期限でした。株価自体は買った頃より半値になっているのでどうしようもありませんが、株主優待券で4000円分も買い物ができるので使わないともったいないです。期限が切れる前にと娘を連れていそいそブックオフに行ってきました。マンガとかCD、DVD、ゲームなどで欲しいものを探していたのですが、たくさん候補はあるものの決定打がなく、自分がこれだというものが見つかりません。

　どうしようかと悩んでいたところに娘がCDを何枚も持ってきます。娘は常に欲しいものがたくさんあるのです。何枚か持ってきたCDのラインナップから僕も聴いてもいいかなという３枚をセレクトして買うことにしました。EGO-WRAPPIN'、エレファントカシマシ、東京スカパラダイスオーケストラのそれぞれベストアルバムです。キャリアのあるアーティストが好きな娘らしい、なかなか渋いチョイスです。

　僕の山口百恵や娘のゆずのように、大ファンだったらベストアルバムなんて必要ありません。全てのアルバムを揃えてしまいますから。しかし、ちょっと好きだったり、気になっているアーティスだと、まずベストアルバムを入口にするというのは基本でしょう。ベストアルバムだからと言って、知っている曲はそのうちの数曲だけですから。

　特にスカパラはサックスを習っている関係上、ちゃんと聴いてみたかったアーティストだったので、ぜひ買おうということになりました。３枚合計で5000円を超えましたが、株主優待券の使い方としては良い買い物をしたなぁと思っています。