幹事クリタのコーカイ日誌2019

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6月6日 ● 好感度が高い山里&蒼井の結婚。

 日本中に衝撃(?)を与えた南海キャンディーズ山里亮太と女優蒼井優の結婚。お笑い芸人と女優の結婚と言えば明石家さんま&大竹しのぶ、陣内智則&藤原紀香、井戸田潤&安達祐実など(全部離婚していますが)先例はありますが、今回ほど好感を持って受け入れられた例は見たことがありません。なぜなのでしょう?

 理由のひとつは山ちゃんが「非モテ」キャラだったことにあります。もちろんキャラはキャラですし、本当に山ちゃんがモテなかったわけではないことは、奇しくも今回の結婚で証明されてしまったわけですが、と言ってもさんまや陣内、井戸田のようにお笑い芸人としては二枚目キャラで、いかにもモテそうという芸人とはやはり違います。ブサイクとかキモメンと言われて頑張っている山ちゃんに生涯一度の幸運の女神が舞い降りたという印象を与える結婚だったことが、「良かったね」という共感を呼ぶのだろうと思います。

 またそうは言っても、よくよく見れば山ちゃんは高スペックだったという「見直し」「発見」もありました。高身長(178cm)、高学歴(関西大卒)、そして高収入(多分)の「3高」であるだけではなく、芸人としてのセンスの「高さ」も周囲が認めるところです。それにブサイクに見えるのは実はあのメガネのせいで、外せばそこそこ見られる顔だということもあります。つまり一見非モテながら、実は「眠れる獅子」だったというところも好感度アップに繋がっています。トップ女優と結婚するには「不釣り合い」ではないという「納得感」があるのです。

 そして蒼井優の「見る目」の確かさも評価されています。これまで多くの有名人と付き合ってきた蒼井ですが、岡田准一や三浦春馬らを経ての山ちゃん、というところに凄みがあります。騙されているわけではなく、本当に山ちゃんの良さを見抜いていたという確かな選球眼に皆が脱帽しているのです。今回の結婚に至る経緯を聞いていると、積極的に話を進めたのはむしろ蒼井の方だったみたいで、それがまた2人に対する評価を上げてもいます。

 ただこれだけ好感度が上がってしまうと今後が大変です。このまま仲睦まじく添い遂げられればいいですが、先人たちのように離婚ということになれば大スキャンダルです。まだ付き合って2ヵ月でのスピード結婚だけに、危機がこれから訪れることは十分考えられます。もっとも2人とも好感度ではなくセンスや才能を評価されているタイプだけに、離婚しても仕事面では大きな痛手にはならないことでしょう。このたびの結婚で使いにくくなる山ちゃんの「非モテ」キャラが離婚で復活するくらいのことです。


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