幹事クリタのコーカイ日誌2019

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4月10日 ● カメラを止めてくれない。

 先日書いたクイズ大会の追加取材が今日ありました。ディレクターさんとカメラマンさんの2人がずっと僕のことを追い続けるというプチ情熱大陸気分。まず午後から会社の会議室で撮影とインタビュー。撮影は仕事の会議をしている「風」で、かなり何テイクも繰り返し撮ります。寄りから引きを撮ったと思えば、次は引きから寄り、ドアを開けて会議室に入ってきてそのままズームアップ。かと思えば後ろから前へと回り込み。カメラが顔のすぐ横20センチくらいのところまで寄ってきたりすると、思わず吹き出しそうになります。

 そもそも僕が竹野内豊や阿部寛ならそういう絵もありですが、どこにでもいるただの初老のオヤジです。これって、内心どうなの?と思いながら撮られ続けました。たっぷりと1時間近く撮られてから、続いてインタビュー。生い立ちから会社生活、クイズへの興味、他の趣味のことなど、次々と聞かれて答えます。ただどうやらディレクターにはすでにストーリーができているようで、それに沿う形で受け答えをしていきます。あくまでも編集した時に使いやすい素材が欲しいのですから、なるべくご協力させていただくという感じでした。

 撮影とインタビューで2時間近くかけて撮って、いったん解散。最後には「今夜は僕は行くところがありますので、ついてきますか?」というセリフまで。伏線というか、次の場面へのきっかけです。彼らはさらに会社の外観やら名古屋の街の景色も撮ると言って別れて、夕方6時に集合。場所は僕が以前通っていたテニススクールです。インドアなので雨でもテニスができます。ここでテニスしているところを撮影します。最初に「実はここでこれからテニスします」と先ほどの伏線を回収。やらせ感が半端ないです。

 テニスの時は僕たちはいつものように楽しくプレーをしているだけ。カメラマンが勝手にあちらこちらから撮影をします。正直、自分のプレーをあれだけ丁寧に撮影されたことがないので、参考のためにビデオを見せてもらいたいくらいです。僕だけではなく山本プロや他のメンバーのプレーまで撮っています。関係ないから使わないと思うけど、念のため押さえておくということでしょう。

 80分間、しっかりテニスしているところを撮影されてから、クラブハウスでテニス仲間と一緒にまたインタビューです。僕がどういう人間か、日頃どう思っているのか、長所はなにか、そういう照れ臭いことを聞かれ続けます。結構恥ずかしいです。さすがに悪いことは言われないだけに余計に照れます。最後に「頑張って!」というエールに答えてカメラ目線で「頑張ります!」と言うところまで。あくまでもクイズ収録前の取材という「体」なので、白々しいですがそこはしっかり演技をしました。

 テニス80分とインタビュー30分。昼間と夜で合わせて4時間近く、今日はカメラを向けられ続けました。本当に僕のドキュメンタリーを作っているみたいでした。僕の映っている動画をそんなに撮影して一体どうするのかと不思議です。実際に配信で使うのは30秒に満たないくらいなものではないかと思うのですが、どう編集されるのか逆に楽しみなくらいです。


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