今日からサックスの先生が代わりました。9年半も習ったアラフォー男性のＳ先生から、大学を卒業したばかりの若い女性のＭ先生に。しかもこれまではジャズ、フュージョン系の先生だったのに、今度はクラシック系。いろいろと変わったので、戸惑うことも多いですが新鮮なこともたくさんあると思います。

　今は発表会に向けて曲を仕上げている最中なので、とりあえずは曲の練習をしました。最初はスケールをして、音の出し方について指導をされました。僕の癖なのか、その日、最初に音を出した時は大抵ぼんやりと息を通しているだけで、吹くうちに徐々に音に力を込めていくので、これまでのＳ先生はそれがわかっていたのか何も言いませんでした。しかし今日は初めてなので気になったのか、息のスピードや方向などを注意されました。

　発表会の曲は一通りはもう吹けるのですが、細かいリズムがまだあやふやです。一番難しいのはタイの部分で、つい伸ばしすぎて遅れ気味になることがあるのですが、それを正しくリズムを取るために、タイを全てタンギングして切って吹く練習をしましょうと言われました。これはピアノのＭちゃん先生もよく言っていた練習法で、クラシック系だと定番というか基本練習なのかも。

　僕の場合はこういう細かいリズムをきちんと正確に刻むことが苦手というか、あまり気にしないで大きく取って辻褄があってればいいじゃん、とつい思ってしまうので、今後はよりシビアで正確なリズム感というのを身につけていくことがテーマになりそうです。

　まだお互いに手探りではありますが、楽しくやっていければいいし、やっていけそうな気がします。