幹事クリタのコーカイ日誌2019

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4月1日 ● 新元号は「令和」。

 注目の新しい元号は「令和」でした。これまでいろいろ言われていた条件は全てクリアしているらしく、よく見つけてきたなぁと思います。なにせマスコミでどんどん候補が上がってしまうので、それを見ては候補案を削っていく作業をしていたのだとしたら本当に大変です。過去にコピーライターとしてネーミング作業も幾度となくしていますが、そんな苦労の比ではなかったことでしょう。

 令和18年は「R18」になるとか、早大の先生の名前が「令和」で取材申し込みが殺到したとか、「令和」という地名はないとゼンリンがツイートしたとか、3年前に「令和」を予想していたツイートがあったとか、ゴールデンボンバーが令和をテーマにした曲をいち早く配信したとか、カズレーザーの本名が「和令」だとか、早速令和にちなんだ小ネタがネット界隈を賑やかしています。

 昭和があったばかりなのに、また「和」を使ったのは驚きましたが、「令」の字はもっと予想外でした。事前の予想でも頻繁に使われている文字と、あまり使われいない文字の組み合わせが多いということは言われていましたが、本当にその通りで、初めての「令」と20回目の「和」の組み合わせでした。

 「令」は「律令」の令であり、命令とか令状の令ですから、縛られる感じがしてあまり好感は持てませんが、政府は「令嬢」の令だと言っています。BBCは「Order and Harmony」と英訳したそうで、「令」をどう訳すか次第ということではありますが、「秩序と調和」というところでしょうか。悪くはありませんが、ただやはり自由さとか開放感がないので、そのあたりが少々気になるところではあります。

 まあ今は何だかんだと騒いでいますが、結局平成と同じで元号よりも西暦を意識して生活することの方が圧倒的に多いので、すぐに「今年って令和何年だっけ?」という会話をするようになるんでしょうけどね。


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