今日は「名古屋の日」でした。春の選抜高校野球では東邦が広陵との名門対決で12-2と圧勝しました。昔から「春の東邦」と呼ばれて過去に中京大中京と並ぶ最多の４度の優勝を誇る東邦ではありますが、相手の広陵もまたセンバツ優勝３度の名門。これを圧倒して悠々の８強進出だけに優勝の期待がかかります。平成最初のセンバツ優勝が東邦。平成最後のセンバツ優勝も狙えると思います。

　そして昨日の開幕戦で敗れた中日も今日は快勝しました。先発はベテランの山井。40歳の力投に打線が応えて9-1と快勝です。平田が絶好調ですし、高橋も当たっています。昨日は又吉、谷元、田島が打たれた中継ぎ陣ですが、今日の小熊、祖父江、ロドリゲスは安定していました。心配なのはまだヒットが出ていないアルモンテ。彼が当たってきたら打線は磐石です。

　開幕から３連勝のあと１敗した名古屋グランパス。連敗しないことが大事だと思っていましたが、なんと札幌相手に4-0の大勝。これで再び首位に立ちました。勝点12で単独トップというだけではなく、５試合で得点13失点3。得失点差10はダントツです。スポーツマスコミは相変わらず神戸や浦和、鹿島などの人気チームのニュースばかりで名古屋が首位に返り咲いたことなど無視されていますが、名古屋がこのまま突っ走っていけば取り上げざるをえないことでしょう。

　ちなみに野球は好きですがサッカーにはそこまで興味がないうちの子供たちに「名古屋が首位だよ」と言ったら、「さすがにＪ２なら首位になれるんだ」と言うので「いやいや、Ｊ１で首位だよ」と伝えると「えっ？」と驚かれてしまいました。昨年ギリギリのＪ１残留だったチームだけに、あまり興味がないと「グランパスが首位？あー、Ｊ２か」と思ってしまうのでしょう。それほどの下克上なのです。

　それにしても１日の間に高校野球、プロ野球、Ｊリーグで揃って名古屋のチームが圧勝、快勝、大勝とは驚きました。こんな良い日がたまにはあるんですね。