幹事クリタのコーカイ日誌2019

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3月24日 ● 0を1にすること。

 今日は恒例の山本麻友美プロによるレッスン会を開催しました。教えてもらったのはバックハンドボレー。アドサイド側でストレートに打たれた時にセンターにボレー、またデュースサイド側からセンターに詰めてワイドにアングルボレー。どちらもバックボレーでポイントを決めるショットです。バックボレーでの決定力不足が最近悩みだったので、これがひとつの解になれば良いなと思っています。

 他のメンバーもそれぞれ自分の設定したテーマを教えてもらいました。I藤くんは厚い当たりのフォアハンドストローク。いつも「ウォリャ!」と叫びながら振っている割にはボールが浅くなっていたのですが、テイクバックもフォロースルーも小さすぎると山本プロから指摘を受けて、大きくスイングするようにしたら、かなり伸びのあるフォアハンドを打ち込んでいました。

 K上くんはサーブ&ボレー。もともとボレーが得意なので、それを生かすための作戦です。サーブは遅いですが、だからこそ前に詰める時間があると山本プロに説明されて懸命に前に突進してきます。これも練習ではかなり良い感じでできていました。反応が良くて面を作るのが上手いので、速いリターンがきてもきちんとボレーできています。

 2人とも練習ではかなりの手応えがあったようですし、山本プロからも「良いじゃないですか!」と誉められていました。ただ問題は練習でできたからと言って、実際に試合の中でできるかどうかです。これまでも教えてもらった時には何となくできるのですが、試合となると途端に変になってしまうことが多々ありました。

 もちろん練習でもできないことは試合で使えるわけもないので、まずは0を1にすることが大事なのは言うまでもありません。そして試合で1回できれば、後はそれを繰り返しトライして回数を重ねていくだけです。結局トライ&エラーでしか身につかないわけですから、できなくても執念深くやり続けるしかありません。テニスは本当に上達するのに時間がかかります。


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