幹事クリタのコーカイ日誌2019

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1月28日 ● ドロップボレーのコツ。

 日曜日に恒例の山本麻友美プロのレッスン会を開催しました。僕の今年のテーマは「ボレー改革元年」です。前回はファーストボレーをレッスンしてもらったので、今回はドロップボレーを教えてもらうことにしました。もちろん長年テニスをしてきたので、ドロップボレーも下手なりにできますが、決まらないことも多いし逆襲をくらうことも多々あります。もっと武器にできるようにヒントを貰えればという算段でした。

 まずは山本プロに球出しをしてもらってドロップボレーをしてみます。設定としてはストレートアタックを受けた時に特にバックボレーでドロップを決めるという形。フォアボレーならある程度パンチも出せますが、バックボレーでは力も入りにくいので、だったらいっそドロップボレーで決めてやれ、という気持ちです。これができるなら、チャンスボレーの時にはもっと簡単に決められるはずです。

 ある程度球出しのボールを打ってから山本プロにアドバイスされたのは「浮かさない」ということでした。よくプロの試合をテレビで見ていると、ドロップ系のショットというのはフワッと浮かせてネット際にポトリと落としています。あのイメージで打っていたのですが、山本プロによると「ダブルスは違う」らしいのです。

 テレビで見るプロの試合はほぼシングルスです。しかし我々がいつもやっているダブルスでは前衛がいます。前にポトリと落としても、近くにいる前衛に取られてしまうし、弾むから叩きこみやすいという説明でした。なるほど確かにその通りです。叩かれないようにと思って、より短く打ったり、バックスピンをかけたりしていましたが、ダブルスでのドロップはむしろ飛距離が少々長くなっても低く弾ませないことが肝心だというのです。

 低く弾まないボレーなら前衛も後衛も拾っても打ち込むことはできません。そもそも前衛にしてみれば後ろにボールを追いかける形になりますから態勢は苦しくなりますし、たとえ後衛が追いついても返球は浮いてくるので、次で決めればいいということになります。ダブルスでは拾いに走る相手も2人いますが、こちらで待ちかえている方も2人いるのですから、次で決められる確率はかなり高くなります。

 これはなかなか目から鱗でした。そして、とても理に叶っています。後衛よりも前衛に取られないように打つということは頭ではわかっていましたが、では実際にどういうボールを打てばいいのか、そこはボンヤリしていたので、実戦的なアドバイスをもらうことができて良かったです。後は実際にゲームでどんどん打って感覚を掴むだけ。今年は落としまくります。


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