幹事クリタのコーカイ日誌2019

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1月20日 ● 世代交代進む男子テニス。

 全豪オープンも折り返して2週目に突入です。男子シングルスでは特に若手の躍進が目立っています。長年君臨してきたBIG4を中心とするベテラン勢にいよいよ陰りが見えてきて、世代交代が進んできたなという印象を受けます。

 まず今回の全豪で引退をするかもと言って、初戦で熱戦の末に敗れてしまったBIG4のひとりであるマレー。できることならまだ現役を続けてほしいのですが、このまま引退か、もしくは手術をして再びチャレンジするかの2択のようです。手術しても元に戻る保証はないわけですから、マレーがコートに戻ってくるかどうかは微妙です。

 マレーと並んでグランドスラム3回の優勝を誇るワウリンカも初戦で姿を消しました。こちらは相手が復活途上のラオニッチでしたから仕方ないところはありますが、昨年からの衰えは隠せなくなってきています。

 そして今日3連覇を狙っていたフェデラーが負けてしまいました。ベスト8にも残れなかったのは残念です。若手のチチバスとの大接戦の末の敗退ですが、世代交代が進んでいる象徴的な試合になりました。フェデラーは通算100個目のタイトルを目前にして足踏みを続けています。将棋の羽生善治が100期目のタイトル目前で足踏みをしている姿と重なります。

 ボトムハーフはベスト8の4人中2人が次世代の若手選手。トップハーフの4回戦はこれからですが、次世代としてはメドベデフ、ズベレフ、チョリッチと3人がベスト8進出の可能性があります。若手に立ちふさがるジョコビッチとナダルの2強がこのまま決勝まで揃って勝ち上がれるかどうか、実に楽しみなセカンドウィークです。


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