幹事クリタのコーカイ日誌2019 |
1月5日 ● ボレーをやり直す元年。 2019年はボレーをやり直す1年にしようと決めています。10年くらい前まではボレーばかりやっていました。ダブルスではストロークよりもボレーの方が派手でカッコ良いし上級者っぽいし楽だと思っていたからです。サーブ&ボレーはもちろん、リターンからでも前に詰めてとにかくボレーをするテニスでした。 しかし2010年に山本麻友美プロとテニスをするようになってから方向転換しました。なにせプロはストロークが強い、速い、正確なので、これまでのボレーでは全く通用しないからです。山本プロに勝てないまでもゲームを成立させるには、まずストロークで粘れることが第一条件となりますから、この8年間はひたすらストロークを練習してきた8年でした。 そして昨年はそのストロークもある程度は自信がついてきたので、相対的に自分では見劣りがしてきたなと感じているボレーを改めて見直す時期がきたと考えています。もちろんボレーだって練習はしてきましたが、戦術の基本をストロークに置いていたのを、再び前に詰めてボレーで決めるテニスにシフトしようと思っています。 今日は2019年最初の山本プロのレッスン会でしたが、教えてもらったのはサーブからのファーストボレーです。山本プロの強烈でかつコントロールが良いリターンをいかにファーストボレーできちんと返すかがポイントだったのですが、何十本も相手してもらって改めて厳しいと思いました。 サーブをワイドに打つとよりワイドに返されて届かないし、センターに打つと強烈なリターンがボディにきてアウトしたりネットにかけたり。何よりプロのリターンのタイミングが速いので、こちらの準備ができる前にもうリターンが飛んできてミスらされてしまいます。 プロに言われた改善点は2つ。1つはスプリットステップのタイミングをもっと早くすること。もう1つはサーブのスピードを落とすこと。速いサーブは速いリターンが返ってくるので、前に詰めるならもっとスピードを落として前に出る時間を稼ぐ方が良いとアドバイスされました。どちらも頭ではわかっているのですが、実際にゲームとなるとより前に詰めたいし、より速いサーブを打ちたいので、リスクを取ることがなかなか簡単にはできません。 テニス歴もいよいよ40年になりますが、いつまで経ってもまだまだ上達の可能性があると思うと飽きないです。 |