先日ピアノの発表会自体は風邪で参加できなかったものの、とりあえず演奏を録画をして一応のけじめをつけたので、次の曲にチャレンジすることにしました。ここのところ弾き語りと連弾ばかりやってきたこともあって、次はきちんとピアノソロの曲、それもなるべくピアノらしい曲にしようということで、先生と相談して決めたのが「戦場のメリークリスマス」です。

　別にクリスマスが近いから決めたわけではなく、あくまでも美しいピアノのナンバーを検討した結果です。最初は久石譲の曲にしようかとも思ったのですが、ちょっと僕のレベルでは難易度が高い曲ばかりだったこともあって、だったら坂本龍一にするか、というところでした。

　「戦場のメリークリスマス」を選ぶ利点は楽譜の種類が多いことです。原曲そのままの難易度の高い楽譜もあるし、少しアレンジして弾きやすくしてある楽譜、もっと初級者向けに平易にしてある楽譜と、よりどりみどり。その中から原曲と同じスケールで（なんとフラットが５つ！黒鍵ばかり）、全体に少し簡単になっている楽譜にしました。

　これまではソロでも「明日に架ける橋」とか「見上げてごらん夜の星を」とか、ボーカルのある曲ばかり発表会で弾いてきました。もちろん弾き語りも連弾もそうでした。今回は以前に連弾で弾いたレ・フレール「エンドロール」以来のインスト曲なので、とことんピアノに向き合うつもりです。さて、完成まで何ヶ月かかることやら。