幹事クリタのコーカイ日誌2018

[ 前日翌日最新今月 ]

12月15日 ● 指原卒業発表。

 HKT48の指原莉乃が卒業発表をしました。指原はAKB48ではないですが、グループからの卒業ということで、恐らく来春のAKB48のシングルが最後となることでしょう。また有名なメンバーがいなくなっていくことで、いよいよAKB48の「モー娘。」化が進むことになります。

 AKB48の全盛期というのは恐らく2010年の「ヘビーローテーション」から2011年の「フライングゲット」の1年間だったと思います。その間に発売された「Beginner」の選抜がもっとも代表的な「AKBらしい」メンバーが揃っていました。

 前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、柏木由紀、宮澤佐江、松井珠理奈、松井玲奈、河西智美、高城亜樹、峯岸みなみ、北原里英、指原莉乃の16人です。指原が卒業することで、16人中13人が卒業し、残るのは柏木、松井珠、峯岸の3人のみとなります。この頃のメンバーなら普通の人でもテレビでの露出の多かった数人は顔と名前が一致したかも知れませんが、今では誰が誰だかさっぱりわからないことでしょう。

 僕の中では昨年末に渡辺麻友が卒業した時点でAKB48は最後の「顔」を失い全ての灯を消してしまったと感じていましたが、今年山本彩が卒業し、来年に指原がいなくなれば広報担当すら失って発信力はほぼゼロになってしまいます。秋元康のプロデュースするグループの代表は完全に乃木坂46に移ることになるでしょう。AKB48は来年紅白の出場すらあるかどうか疑わしいと思います。

 もっともAKB48は先日で13周年を迎えました。アイドルとしてはすでに異例の長寿です。モーニング娘。は1998年メジャーデビューで、2004年に辻加護が卒業した時点でほぼ終わっていますし、他のアイドルでも大抵売れても5年前後です。10代半ばから20歳過ぎまでが旬なのですからそれも当然で、AKB48はここまでよくもったと思います。

 アイドルからアーティストへとステージを変えられれば良いですが、AKB48のシステムではそれも無理でしょうから、今後はどう「手仕舞い」していくのかということになります。まだ握手のためにCDはミリオンを続けているだけに、やめるのも簡単ではないでしょうけど。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」