来年５月のサックスの発表会に向けてチャレンジする曲が、いきものがかりの「ありがとう」に決まりました。あまり悩まずにすんなり決まったのは、手頃の楽譜があまりなかったということが一番大きな要因ですが、以前からやってみたい曲だったということもあります。

　次の発表会はホールでのピアノ伴奏のみでの発表会。ライブハウスでのバンドでの発表会とは違う、いかにも発表会らしい発表会です。これまでに演奏してきた曲はほとんどがソロですが、一度だけサックストリオで「アンダー･ザ･シー」を演奏したことがあります。正直、ソロ演奏はあまり楽しくないので、先生に今回はデュオでやりたいとわがままを言いました。

　何年か前にレストランでの発表会の時にジョン・レノンの「Happy Xmas (War Is Over)」をアルトサックスのデュオとピアノ伴奏で演奏したことがあって、それが楽しかったので、もう一度ということで、その時の楽譜集から選んで「ありがとう」に決めました。

　イントロのピアノが印象的な曲ですから、ピアノ伴奏だけのアコースティックな構成でも十分に聞き応えがありそうですし、サックスが２本になって僕がメロディを吹き、先生がリズムとハーモニーを担当することで、音の厚みも増します。伸びやかな吉岡聖恵の歌声をどこまで表現できるかはチャレンジですが、上手くできればきっと良い感じだよなぁと想像しただけで楽しそうです。

　まだ練習の時間は十分にあるので、基本からみっちり鍛えて万全で臨みたいと今から意気込んでいます。