幹事クリタのコーカイ日誌2018

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11月21日 ● テニスで年齢を感じたタイミング。

 人間誰しも年を取ります。年と取ってくるといろいろと衰えてくることも多くなります。テニスを長年やっていて最初に年齢を感じたのは35歳頃のことでした。それまでは20代前半と差なんかないと思っていましたが、その頃になると「回復力」が衰えたことを実感し始めました。同じことをしても翌日の疲れが取れない、また怪我の治りが遅い。学生時代に比べ明らかに回復力、再生力が落ちてきたことを痛感しました。

 次に衰えを感じたのは10年後。45歳頃のことです。まだまだ若い奴らに真っ向から対抗できると思っていた40代前半、しかし45歳を過ぎる頃に「目」が見えなくなっていることに気づくのです。特に暗くなってくると本当に見えません。周りの若い連中は平気でテニスをしているのに自分だけ見づらい、しかも速いボールに目が追いつかなくなってきた、と感じ始めたのが45歳頃でした。

 同時にこの頃になると「瞬発力」の衰えも感じます。パワーとスタミナはまだまだいけると思うのですが、スピードだけはどうやっても若者に勝てません。目が見えない上にパッと動けないのですから、当然反応も悪くなってしまいます。今まで以上に頭を使い予測精度を高めないとコートで若者のボールに対応できなくなってきたのです。

 そしてとうとう55歳頃には、完全に若い頃に比べて全体の運動機能が落ちてきたことを認めざるを得なくなりました。スピードはもちろん、パワーも落ちてきていますし、スタミナも以前ほどはありません。回復もしないどころか、柔軟性も失い怪我が増えてきたのには参りました。無理をすると簡単に体の各所を痛めるのです。体に負荷をかけ過ぎないように、無理なプレーは避けるようになってきました。昔と違って転んだりしたら何が起きるか心配です。

 今はまだ若者とギリギリのところでテニスをしていますが、恐らくは60代に向かってどんどん身体能力は衰えていき、65歳頃になるともう若者とテニスをするのがしんどいからいいや、と諦めるのかも知れません。若者のスピードとパワーに対して、テクニックとタクティクスで対抗できるのにも限界があります。まあすでに親子ほど年の離れた相手と勝負しているだけでも我ながら頑張っているとは思いますけどね。


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