幹事クリタのコーカイ日誌2018

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11月19日 ● 豊かな音で吹けたのか。

 昨日のサックスの発表会の動画を見てレッスンの時に先生と反省会(?)をしました。とは言え、ダメなところはわかりやすいのですが、今回の最重要目標である「豊かな音」という点では少し進歩が見えたかなということで、まあまあ良かったのかと思いました。

 サックスを始めた頃はまず「間違えない」ということが目標でした。正しい音程、正しいテンポ。練習を繰り返すことである程度できても、一発本番で1曲通して間違えずに吹くというのは至難です。これまで21回の発表会でも完璧だったことはほとんどありません。

 ただ長年やってきて間違いを許容範囲内に収めることはできるようになりました。で、その次の目標として「表現力を高める」ことになったわけですが、そこで僕が壁を感じたのが音の豊かさということです。細かい指使いのテクニックは練習を繰り返し精度を上げていけば上達の道筋が見えると思うのですが、音の豊かさというのは上達方法がわかりにくいだけではなく、進歩の度合いもわかりにくいのです。

 数値で測れるものでもないし、ひとつの正解があるわけでもありません。かなり感覚的、主観的なものなので、結局多くの人に「豊かな音」だと感じてもらえるかどうかがポイントになります。もっと言えば自分で自分の音に納得がいくかどうかが大事だろうという気もします。

 いつものように今回も演奏動画を親しい人たちに見てもらい、その感想を教えてもらっているのですが、今回は以前よりも音について誉めてくれる人が少し増えました。サックスをグレードアップした影響もあるでしょうから、自分の技量向上だけが要因ではないと思いますが、目標に向かって着実に進んでいるような気がして嬉しかったです。

 先生からも「言い出せばキリがないけど」という注釈つきながら、中音域から下のあたりはこれまでより良い音で吹けていると誉められました。今後は高音域でもどれだけ豊かな音で吹けるようにしていくかなのですが、まずは低い音でできなければ高い音では無理だからということなので、とりあえず前進はしているようです。


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