昨日のTBS「オールスター感謝祭」で北川景子が見せました。北川以外に有村架純、戸田恵梨香、安田顕と、４人でリレーして４分間まばたきを我慢できるかという、言ってしまえばどうでも良いような企画だったのですが、１人目の北川がなんと１人で４分まばたきを我慢してしまったのです。

　そのこと自体にももちろん驚きました。僕も一緒にチャレンジしてみましたが１分30秒が限界でした。なによりこんなくだらないことで、そこまで辛さを我慢できる精神力がありません。そういう意味では北川の女優魂にも心を打たれましたが、何より凄かったのは４分間微動だにしない北川の顔面のアップだけで「絵がもった」ことです。しかもチャレンジ終了と同時に大粒の涙をぽろりと落とす、その美しさまで付加されました。

　もちろん有村も戸田も女優ですからアップに耐えられるだろうとは思いますが、さすがに４分間となると北川にはかないません。と言うか、現在の日本の女優の中で４分間、ハイビジョン放送のドアップでこれだけ「魅せる」ことができる人が他にどれだけいることでしょう？

　美人の感じ方は人それぞれですから難しいですが、僕の尺度で北川景子に「美人力」で対抗できるのは菜々緒、深田恭子、新垣結衣、佐々木希くらいなものです。「可愛らしさ」とか「色気」とか「キャラクター」とか「演技力」とか「好感度」というものを除いた純粋な「顔面偏差値」での話です。

　ただこれは顔の造作だけの問題ではなく、やはり人の目を惹きつけて離さない「オーラ」のような魅力は必要です。それがあってこそ女優としての人気があるのでしょうから。結婚しても人気が落ちるどころか、ますます売れっ子になっている北川景子の「凄さ」を改めて感じさせられました。