幹事クリタのコーカイ日誌2018

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9月28日 ● 岩瀬は1002試合を目指せ。

 今季で引退を表明している岩瀬仁紀が今日の阪神戦で1点差の9回に登板し通算1000試合と407セーブを記録しました。記念の1000試合目はセーブがつく場面で投げられたらいいなとファンはみな思っていたことでしょうが、まさかの1点差で主軸を迎える場面での登板とは森監督も痺れる起用をしてくれます。

 いきなり糸原にデッドボールを与えた岩瀬でしたが、大山を中飛、同期入団の福留を一ゴロ、最後に糸井を遊ゴロで仕留めてみせました。さすが岩瀬と言いたいところですが、正直阪神の各打者もさぞかし打ちにくかったことでしょう。ここで岩瀬をノックアウトしてしまったら空気の読めない「引退試合クラッシャー」村田修一みたいになってしまいます。

 ともあれ無事に1000試合登板を達成した岩瀬はこれで心置きなく引退できるのかと思いきや、「1001試合登板を目指せ」という声が上がっています。1001=せんいち、星野仙一にちなんでということのようです。

 確かに星野は岩瀬が入団した時の監督ですが、星野は岩瀬を抑えに使わずにずっと中継ぎで投げさせていました。あの頃に星野がもっと早く岩瀬を抑えで起用していたら、間違いなく500セーブを達成できていたと思います。岩瀬を絶対的抑えのエースとして信頼し起用し続けたのは落合です。未だに批判もありますが、2007年日本シリーズでの山井から岩瀬の完全試合リレーは、それほど岩瀬を信頼していないとできない采配でした。

 と言うことで、どうせ投げるならあと2試合投げて1002試合登板して「せんいち超え」を達成して引退してほしいと思います。星野は中日を裏切って阪神にいった男です。ぜひとも超えるべきです。


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