幹事クリタのコーカイ日誌2018

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9月22日 ● 加藤/二宮組が東レPPO優勝。

 立川で開催されている女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンで加藤未唯/二宮真琴組が見事に優勝しました。この大会で日本人ペアが優勝したのは初めてのことです。大坂なおみの陰に隠れてしまっていますが、これは相当の快挙です。

 東レPPOは1984年から開催されていて、日本で行われる女子テニスの大会としては最高ランクの大会です。2013年から格付けが下がりましたが、それまではグランドスラムに次ぐ大会で、世界のトップ選手が大挙来日してテニスファンを楽しませてくれました。

 僕も過去に2度ほど見に行ったことがあります。当時は東京体育館で開かれていて、ヒンギスやシャラポワなどのプレーを楽しむことができました。有明で開催されている男子のジャパンオープンとともに、日本のテニスファンにとって世界のトッププレーヤーを日本で観戦できる貴重な大会です。

 加藤未唯は23歳、156cmと小柄ながらダブルスでは昨年の全豪で穂積絵莉とペアでベスト4。二宮真琴は24歳、こちらも157cmと小柄な選手ですが、今年の全仏でやはり穂積とのペアで日本人女子同士ではグランドスラム初となる準優勝をしています。

 シングルスでは大坂のようなパワーがないと大きな大会で優勝というのは相当に難しいことですが、ダブルスならスピードとテクニックと戦術で小柄な日本人選手でも勝てることを彼女たちが証明してみせました。

 これで明日のシングルス決勝で大坂なおみが勝てば日本人選手が単複両方を制することになります。相手のプリスコバは昨年には世界1位にもなった強豪ですが、ホームで大声援を受ける大坂がやや有利だと思います。ぜひダブルスに続いてほしいところです。


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