幹事クリタのコーカイ日誌2018

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7月8日 ● セカンドウィークのウィンブルドン。

 サッカーW杯では本命と言われた強豪国が次々と敗れて、準決勝はフランスvsベルギー、クロアチアvsイングランドという組み合わせになりました。ブラジルもドイツもスペインもポルトガルもアルゼンチンも残らなかったわけですが、それでもそれなりに見応えのある準決勝です。

 そして1週目が終わったウィンブルドンもシードダウンが相次いでいます。特にひどいのが女子シングルスで、トップ10シードで4回戦(ベスト16)に残っているのが第7シードのプリスコバだけ。女子はここのところ本当に女王不在の混迷の時代です。もっとも「実力ナンバー1」なら相変わらずセリーナなわけで、彼女は第25シードながらきっちりと危なげなく勝ち進んでいます。

 男子シングルスもかなりシードダウンが多く、第3シードのチリッチ、第4シードのズベレフ、第6シードのディミトロフ、第7シードのティエム、第10シードのゴファンとトップ10シードのうち半分が消えてしまいました。ただこちらは第1シードのフェデラー、第2シードのナダルの2人が万全な上に、デルポトロ、ジョコビッチ、錦織、ラオニッチとビッグネームも勝ち残っています。

 強敵が消えて楽になったのはフェデラーで、準決勝で当たりそうだったチリッチとディミトロフがともに敗退してしまい、残っている有力選手はケビンアンダーソン、イズナー、ラオニッチくらい。サービスではフェデラーと互角ですが、総合力では負けない相手ばかりなので、悠々と決勝まで勝ち上がりそうな雰囲気です。

 錦織はキリオスを圧倒して順調です。次はズベレフかと思っていたら何とグルビスが勝ち上がってきました。もちろん過去にはトップ10選手だった実力者ですが、やはりズベレフに比べればやりやすいのではないでしょうか。勝てばベスト8と錦織のウィンブルドン最高成績になり、松岡修造に並ぶことになるので、ここはなんとしても勝ちあがって、次のジョコビッチ戦に臨んでもらいたいものです。


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