幹事クリタのコーカイ日誌2018

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6月18日 ● 天災は忘れてなくてもやってくる。

 「天災は忘れた頃にやってくる」という寺田寅彦が言ったとされる名言がありますが、明治大正はいざ知らず、平成の時代は忘れてなくても次々と天災が降りかかる苦難の時代です。1995年の阪神淡路大震災、2004年新潟県中越大震災、2011年東日本大震災、2016年熊本地震。もちろんこれ以外にも全国各地で大きな地震が次々と起きては、たくさんの被害が発生しています。とても忘れる暇がありません。

 今朝の大阪北部の地震も阪神淡路大震災を思い起こさせるような朝の大きな地震でした。僕の弟家族は枚方に住んでいるので、震源に近く心配しました。聞けば義妹が風呂場で転倒して膝を強打したそうで、しばらく安静にしているように言われたらしく、決して軽傷とは言えないレベルの怪我のようです。姪たちは元気なようですが、上の子は東日本大震災時も当時千葉にいて経験しているので、トラウマが少し甦ったようで心配です。

 幸いというべきか、名古屋近辺は随分と長い間、大きな地震に遭遇していません。少なくとも僕が生まれてからの57年間では一度も大地震はなく、戦時中の東南海地震(1944年)、三河地震(1945年)まで遡ることになります。ただこの2つの大地震は戦争末期ということで情報統制されて被害があまり伝えられていませんが、どちらも震度7クラスの激烈な地震で死者も1000人を超えたそうです。

 それから70年余りが過ぎています。いつ大地震が東海地方を襲うかわかりません。忘れているわけではないのですが、その割にはのほほんと過ごしている気がします。大阪の地震を教訓に、改めて防災対策を我が家でも考えなければいけないなぁと痛感しました。


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