幹事クリタのコーカイ日誌2018

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6月17日 ● フェデラーが1位返り咲き。

 テニス界は全仏が終わってグラスコートのシーズンに入りました。クレーコートシーズンを昨年に続いて全休したフェデラーがツアーに戻ってきて、早速シュトゥットガルトで決勝に進出。そしてランキング1位に返り咲きを決めました。

 ここのところナダルとフェデラーが僅差のポイント差で1位と2位を入れ替わっていますが、実際には直接対決をしているわけではなく、それぞれが違うステージで戦っている結果に過ぎません。ナダルはクレーでほぼ無敵なので今年も素晴らしい成績を残したにも関わらずポイントの積み上げはありませんでした。

 同様にフェデラーもグラスコートではかなり無敵の存在なので、今年も昨年同様の結果を残してもポイントはあまり変動しません。結果、このまま僅差での競り合いが続くことになりますが、だからと言って2人が直接対決して雌雄を決しているわけではないのが、なんとももどかしいところです。

 ただ8月になってハードコートシーズンが始まれば状況は多分変化することでしょう。2人とも全米に向けて仕上げてくることでしょうから、いよいよ直接対決が実現する可能性が大です。さらにジョコビッチ、そしてマレーも復帰してくるでしょうし、ラオニッチも錦織も全米に照準を合わせてそうです。

 もちろんベテラン勢だけではなく、勢いのある若手もさらに追い上げてくることでしょうし、ウィンブルドンが終わってからが真のランキング1位争いになりそうです。


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