幹事クリタのコーカイ日誌2018

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6月5日 ● 野球ニュースの偏向ぶり。

 以前からずっと気になっていたことなのですが、プロ野球の結果を伝えるニュースの時に、なぜテレビ局は一方のチームに偏った報道をするのでしょうか?例えば「今日の巨人、先発は菅野。しかし初回いきなりピンチを迎え、横浜打線につかまります」みたいな巨人目線のナレーション。これが最初から最後まで続くのですから、横浜ファンにしてみれば腹立たしいはずです。

 もちろん、常に一定の公平なルールがあるならまだわかります。ホーム側のチーム目線で、とか、勝ったチーム目線で、とかなら理解できるのですが、どちらのチーム側に立って伝えるかは明らかに恣意的で特に決まりはありません。NHKのスポーツニュースですらそうですから、当然民放のスポーツニュースは偏向しまくりです。

 もちろん傾向はあります。巨人はほぼ100%、巨人目線での報道になります。ごくたまに広島目線や阪神目線の時もありますが、そういう時でも巨人選手の活躍も選手の名前入りで同等に伝えられています。しかし、中日や横浜、ヤクルトは勝った試合でさえ大抵敵役で、しかも時間がないと選手の名前はおろかチーム名すら呼んでもらえず「相手投手」とか「相手打線」で済まされてしまうことも多いです。

 パ・リーグはソフトバンク、日本ハム、西武目線が多く、ロッテやオリックス、楽天はほぼ敵役。チームの人気や注目度に比例しているのだとテレビ局は言うかも知れませんが、それならファンの割合に応じて変えるべきで、巨人ばかりに偏るのはおかしな話でしょう。巨人ファンと言ったってせいぜい全体の2割くらいなものなんですから。

 まあテレビのスポーツニュースなんて報道ではなくエンタメですから、そもそも公平性とか求める方が間違っているのかも知れませんが、あまりの偏向ぶりに溜息しか出ません。


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