幹事クリタのコーカイ日誌2018 |
5月27日 ● 錦織初戦突破。 全仏オープンが開幕し、錦織圭が登場。まずは順調に初戦を突破しました。と言っても、やはり初戦は難しいもので、まだ21歳地元フランスの304位ジャンビエ相手に7-6、6-4、6-3とストレート勝ちとは言え苦労しました。 ジャンビエはこれがATPツアーで初めての試合ということで、それくらいまだ経験が浅い若手です。逆に言えば怖いもの知らず。錦織に対して超攻撃的なストロークを打ちまくってきました。テンポが速くライジング気味にガンガンと打ってくるので錦織も防戦するのがやっとというシーンが多く見られました。 もっともさすがにそれだけ攻撃的なテニスだとミスすることも多く、肝心なポイントでは錦織がしっかりと締めてもいたので、結局ブレイクを一度も許さなかったあたりはさすがでした。こういう対戦を見ると、若手だった錦織がすっかり中堅からベテランの域に入ろうとしているのがよくわかります。 2回戦はブノワ・ペールとロベルト・カルバレス・バエナの勝者との対戦になりますが、恐らく地元フランスのナンバー1であるペールが勝ち上がってくるのではないかと予想されます。ペールは錦織との相性が良く、錦織にしてみれば全米などで痛い目に遭っている苦手な部類の選手。しかも今回は地元ということで、錦織もかなり気を引き締めていく必要があるでしょう。 |