幹事クリタのコーカイ日誌2018

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5月28日 ● 人は誰でも24時間。

 年齢を重ねれば重ねるほど「時間」の貴重さが身に染みて感じてきます。どんなにお金持ちであっても時間だけは万人に平等。誰でも1日は24時間、1年は365日しかありません。そしていつかみんな死んでいくのですから、人にとって時間は限りがある貴重な資源です。

 哲学的なことではなく、もっと日常の俗な話をするのですが、時間が有限である以上、何かをしていれば何かができません。何とか複数のことを同時にできないかと工夫はしてみますが、いくら時間の無駄を省いてみても限界があります。それも「やらなければならないこと」なら効率的に行う意味もありますが、「やりたいこと」はじっくりたっぷり時間をかけて楽しみたいのですから、むしろ非効率にやった方が楽しかったりします。

 そんなわけで、何か新しい楽しみを見つければ、その分だけ他の楽しみから遠ざかってしまいます。僕の場合、ファミコンが登場した時にプライベートの時間の使い方が大きく変化し、さらにインターネットが出てきた時に、また大変革がありました。またビデオからハードディスクにテレビの録画装置が変わった時にも大きな変化がありました。最近ではサックスとピアノという趣味が加わって、さらに時間がなくなりました。

 テニスに費やしている時間は若い頃から30年間あまり変化がありません。ゲームは一時期本当に時間を使っていましたが、インターネットの登場からかなりゲームの時間は少なくなりました。テレビ視聴はビデオテープに録画していた時代は良かったのですが、ハードディスクに録画できるようになってからはあまりにも多くの番組を録画できるようになってしまい、いま手に余っている状況です。

 ゲーム以外にも以前ほど時間をかけられなくなったのは映画と読書、そして旅行です。全て10代の頃からの楽しみなのですが、これらはとにかく「時間消費型」の趣味なので、余裕がないと手が出せません。今やテニス、サックス、ピアノが最優先で、空いた隙間時間にネットとテレビを眺めている50代になってしまいました。ただ定年も遠くありませんし、そろそろ「時間の使い方改革」をしようと思っています。60代に向かって準備段階です。


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