幹事クリタのコーカイ日誌2018

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5月15日 ● 悪質タックルに厳罰を。

 日大アメフト部の反則タックル事件がどんどん問題が大きくなっています。知らない人のためにざっくりと説明すると、6日に東京都内で行われた日大と関学大の定期戦で、関学のQBがボールを投げ終わった後に無防備な状態で背後から日大の選手にタックルされ、全治3週間のけがを負った事件です。

 ネットだけではなく、テレビでも映像が繰り返し流されていますが、あれは下手をすれば半身不随になっても不思議はないほどの酷い反則で、しかも日大はこの選手が退場になった後も選手を叱責したりもしなかったため、監督の指示で故意に関学のQBを潰しにいったのではないかと糾弾されていますが、未だに日大は適切な回答をしていません。

 関東学連は日大の当該選手を対外試合出場禁止、内田監督を厳重注意とする暫定的な処分を発表しましたが、まだ真相がわからないため正式な処分は発表していない状態です。ただ東大、法大、立大が今回の事件で「安全が担保されない」として日大との試合を中止しました。

 まだ真実がわからない段階で書くべきではないのかも知れませんが、正直これはアメフトに限らず全てのスポーツをする人間を冒涜するような行為だと断じていいと僕は思います。勝つために対戦相手を故意に怪我をさせるというのは、あってはなりません。勝負というのは相手あってのことです。対戦してくれる相手がいなければ、そもそも勝負が成立しないのですから、何より尊重すべきは対戦相手なのです。

 相手を戦闘不能にしてでも勝つというのはスポーツではありません。それは抗争とか戦争とか呼ぶべきものです。そんなこともわからない人間がトップレベルでスポーツをやっていること自体がおかしな話で、もしこれが監督の指示だったとしたら日大アメフト部全体の責任ですから、監督や当該選手は永久追放するとともに傷害罪で逮捕すべきですし、日大アメフト部も解散をさせるべきです。それくらいしないと、今後アメフトをしようという子どもがいても親がさせないでしょう。

 スポーツ庁の鈴木大地長官も怒っていましたが、きっちりと厳しい処分をすることを望みます。


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