幹事クリタのコーカイ日誌2018

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4月23日 ● 日本女子テニスも躍動。

 錦織がモンテカルロで奮戦していた週末、日本の女子テニスチームも兵庫県で激闘を繰り広げていました。国別対抗戦のフェド杯ワールドグループ2部プレーオフのイギリス戦です。日本は大坂なおみを代表に初招集し、イギリスもコンタとワトソンというトップ2選手が参加。ベストメンバーでの対戦となりました。

 初日は大坂がワトソンに勝ち、コンタが奈良くるみに勝つという両エース貫禄の勝利でタイに。2日目、大坂とコンタのエース対決はコンタが6-3、6-3のストレート勝ちをし、イギリスがまず王手をかけました。しかし、地元の利を持つ日本がここから踏ん張りました。

 奈良はワトソンと競り合いながらも7-6、6-4で勝利。さすが長年日本代表を務めてきた経験があります。これで2勝2敗のタイになり、勝負は最後のダブルスにかかります。イギリスは急遽ペアを交代してコンタとワトソンの2人を投入。対する日本は昨年からツアーで結果を残してきている加藤未唯と二宮真琴のペア。個の力ではイギリスが優るものの、ダブルスペアとしては熟練してきている日本にも十分勝機があります。

 第1セットはイギリスが6-3で取りましたが、地元開催で大きな声援による後押しを受ける日本が第2セットを競り勝ち6-3で取り返します。ファイナルセットは勢いに乗った日本が先にブレイクして見事に6-3で勝利。イギリスを破ってワールドグループへ久々の返り咲きを決めました。

 3勝をそれぞれが1勝ずつもぎ取った、まさに全員で掴んだ今回の勝利。最近低迷気味だった日本女子テニスが復活しつつある現状を象徴するような勝利でした。加藤未唯はとんねるずの番組にも出て美人プレーヤーとして知名度が上がりつつありますが、今年はこのまま一気にブレイクしてほしいところです。


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