幹事クリタのコーカイ日誌2018

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4月20日 ● 明智光秀が大河ドラマに。

 2020年の大河ドラマは明智光秀が主人公の『麒麟がくる』とNHKが発表しました。主演は長谷川博己、脚本は池端俊策。これまでほとんど悪役としてしか描かれてこなかった明智光秀ですが、時代が変わってきて再評価されつつあるいま、ここで主人公としてその生涯を描くというのは期待できます。

 光秀がどうして本能寺の変を起こしたのか、それがこのドラマの最大のテーマになることは間違いありません。これまで本能寺の変は日本の歴史上でも大きなミステリーでした。光秀単独犯説以外に秀吉黒幕説や家康黒幕説など諸説あり、『麒麟がくる』がどういう見解で描き出してくるのかが楽しみです。

 そしてそれとは別に、光秀の視点から見る戦国時代、そしてそこで生きた人々をどう描くのかも楽しみでなりません。革命児である主君信長や、ライバルである秀吉を光秀はどう見ていたのか?家康や信玄や謙信などの英雄はもちろん、足利義昭や細川藤孝など光秀と親しかった人たちも従来とは違う描かれ方をすることでしょう。

 これまでにない戦国時代が描かれる可能性を感じる『麒麟がくる』ですが、心配なのは最近の大河ドラマに顕著な「青春路線」を引き継いで、軽くチャラチャラした話になること。爽やかさが主人公に必要なのはわかりますが、あまりにも現代的なキャラクター造形をされると「違うだろ!」と突っ込みをいれたくなるので、あくまでも時代をきちんと感じさせるドラマにしてほいいとは願っています。


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