今日の中日vs阪神戦に今季２度目の登板をした松坂大輔。結果は７回を被安打４の２失点。貧打の中日打線が援護をできずに２敗目を喫したわけですが、十分に合格という内容のピッチングでした。

　名古屋では人気番組の「プレバト！」を飛ばして生中継をＣＢＣテレビがしたので見ていましたが、ボールは決して速くはありませんが、制球とリズムは良く、修羅場をくぐりぬけてきたベテランらしい味わいのあるピッチングでした。

　前回の初登板よりも内容はかなり良くなっていたし、球数も100球を超えました。マウンドでも落ち着きがあったので、これが「自信」になり次には「確信」に変われば、きっと「松坂復活」と呼んでも良いのではないかと思われました。

　あとは「運」です。今日の試合は最近の中日を象徴するような流れがこない内容で、特に８回の大島の一打を好捕されたり、９回に牽制で刺されたりというゲームをしていては、なかなかピッチャーが好投しても勝ちがつきそうもありません。僕の開幕時の予想通りに中日と巨人の「２弱」争いが激しくなってきています。