幹事クリタのコーカイ日誌2018

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4月14日 ● サークルの高齢化。

 今日のサークルは今にも雨が降り出しそうな曇天の中で始まり、何とか4時間雨に降られずに終わるという「さすが晴れサークル」な展開でした。終わってしばらくしたら激しく雨が降り出しましたから本当にミラクルなタイミングでした。

 で、さらに今日は男性参加者の中に20代が3人もいたのがミラクルでした。社会の高齢化が進むということは、テニス人口の高齢化も進むということであり、しかも33年目に突入した我がテニスサークルではさらに高齢化が進んでいます。主力メンバーは30代から40代に、そしていよいよ50代にと移ってきています。

 そんな中、親世代と一緒にテニスをしてくれる20代のメンバーは貴重です。元気にコートを駆け回って疲れを知らない彼らを見ていると、思わずサークルを立ち上げた32年前を思い出してしまいます。

 当時僕は25歳で、一緒にサークルを始めたメンバーも前後3歳差くらいの同世代ばかり。最初の会則には「メンバーは30歳未満とする」という一項目があるほど同世代でテニスをしたいという気持ちで作られたサークルでした。もちろんすぐにみんな30代に突入していくことに気づいてこの会則は後に「昭和30年生まれ以降とする」と改められ、今ではそんな会則自体も消えています。

 年配の人を排して若者だけでテニスを楽しもうとしたサークルが、今や若者を大歓迎する年配者のサークルに変貌したのも皮肉なものです。いつの時代も若者は年寄りを敬遠し、自分たちは違うと思っているものですが、万人に平等に老いは訪れます。かつての若者は漏れなく高齢者になるのです。

 もちろんテニスは激しいスポーツですから、20代の若者の打つボールを70代や80代が相手にするのは危険ですらありますが、幸い50代の今はまだ耐えられます。もうしばらくは活きのいい20代を相手にテニスをしたいので、どんどん若い人には参加してほしいなと願っています。それに最近の若者は昔と違ってマナーも礼儀もできていて、年配者にも優しいから助かりますし。


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