幹事クリタのコーカイ日誌2018

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4月11日 ● 我が家の球春。

 我が家では僕が中日ファンで娘が阪神ファンです。そして中日や阪神を応援している以上、当然のことながらアンチ巨人です。特に娘は阪神が勝つことよりも巨人が負けることの方が嬉しいというくらいのアンチっぷりなので、ここ最近は大変ご機嫌で、昨日も今日も阪神と中日が勝って巨人が負けたからスポーツニュースをはしごしています。

 阪神は広島に連勝して首位を奪い、中日は3連勝してついに最下位を脱出。そして中日と入れ替わって最下位に沈んだのが5連敗中の巨人です。我が家にとってこれほどハッピーな結果はありません。巨人贔屓のテレビ局が巨人の不振ぶりを憂うのを横目に、バンザイ三唱を繰り返しています。まさに「我が家の春」です。

 巨人がダメだろうというのは開幕時に予想した通りではありましたが、あまりにも今年は失速が早かったです。期待の4番ゲレーロは中日が引き止めなかった選手ですから、今の本塁打ゼロも実は意外ではありませんし、つられてマギーもまったく当たっていません。岡本が最初にポンポンとホームランを打ったらマークされて勢いがなくなりました。当たっているのは最初から打撃を期待されていないキャッチャーの小林だけです。

 もっと悲惨なのが投手陣で、先発は菅野、田口の2枚看板がボロボロ。リリーフの上原も澤村も打たれてしまい、頼れる投手がマシソンだけではどうしようもありません。このまま投壊状態が続くと、早々に高橋監督の休養という事態も待っているのではないかと思われます。

 中日は新外国人のアルモンテの大爆発が浮上の大きな力になりました。最初は打てないし守れないしで、誰がこんなポンコツ取ってきたんだと思いましたが、ここにきて本当によく打っています。しかも得点圏打率が異様に高く、大事な場面で必ず打ってくれるのですから、こんなに頼りになるバッターはいません。あまり調子の上がっていない日本人野手が多い中、アルモンテとビシエドの中軸に頼りっぱなしですが、先発投手陣が調子を上げてきているので今後が楽しみです。

 5位とはいえ中日と首位阪神とのゲーム差はわずか1.5。大混戦なだけに、交流戦がまた今年も鍵を握りそうです。


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