幹事クリタのコーカイ日誌2018

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2月23日 ● カーリング女子ギリギリの敗退。

 カーリング女子の準決勝韓国戦。第1エンドにいきなり3点をリードされて追いかける展開になった日本。厳しい戦いになりました。日本が追いすがるも韓国に突き放されてしまい、同点にもなりません。韓国の4人が全員ショットの成功率が高いのに比べ、日本はセカンドの鈴木が不調。後半は泣き出しそうな表情で耐えている姿は見ていても胸が痛いくらいでした。

 しかし終盤に鈴木も何とか立ち直りを最後の第10エンドに驚異的な粘りを見せて遂に同点に追いつきます。ここに至って一気に日本は追い上げムード。延長戦の第11エンドの攻防も韓国がプレッシャーからかこれまでなかったような微妙なミスが続きスチールできそうな展開になりました。しかし、最後のドローショットを韓国のスキップが決めてジ・エンド。7-8という僅差で惜しくも敗れてしまいました。

 ただ負けたとは言え、予選リーグを1位で勝ち抜いた強豪韓国相手に予選で勝ち、準決勝でも互角の勝負をしたのですから、次のイギリスとの3位決定戦に向けて自信をもっていいと思います。準決勝に残っただけでも十分な活躍ではありますが、ここまできたら銅メダル獲得を達成してほしいところです。

 ところでカーリングというのは先攻後攻で明らかに有利不利があるのに、延長戦は仕切り直しせずにそのまま第11エンドに続くというのはいかがなものでしょうか?規定の第10エンドまで終わって同点だったのですから、少なくともそこからは2エンドはやらないと不公平だと思います。

 テニスだったらサービスを打つ方が圧倒的に有利ですから、2ゲーム差がつくまで、もしくはタイブレークなら2ポイント差がつくまで続けます。カーリングの場合も延長戦になったら2エンド単位でやって得点差がつくまで続けるのが公平だと思うのですが、誰もこれまで問題にしてこなかったのでしょうか?ちょっと不思議な気がしました。


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